ゴム市況＝ＲＳＳは総じて上昇、産地高や上海ゴムの下げ幅を縮小を映す

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
   　             ＲＳＳ３　　　　　   　　     　      ＴＳＲ２０
   2024/01　　  　 2024/06　   　 2024/12     　  2024/02    　 　2025/01
 269.0  + 3.2    272.5  + 1.0   273.0   0.0 　  224.0  - 5.0    226.0  - 5.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　13,495　　　-　210　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は総じて上昇。寄り付きでは、上海夜間が大幅安となったことを受け
て、売りが先行した。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが小幅ながら下げ幅を縮小した
ことや産地相場は続伸となったことを受けて、買いが先行し、多くの限月がプラスサイ
ドに振れて取引を終えた。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．０円安〜３．２円高、活発限月の６月限は
１．０円高の２７２．５円、期先１２月限は同変わらずの２７３．０円、総出来高は
１５２８枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同５．０円安。
【６月限は上値を試すか】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、序盤は上海ゴムの大幅安から売りが先行したもの
の、中盤以降は、産地高を受けて買いが先行した。活発限月６月限は、安寄り後に地合
いを引き締め、終盤には２７２．７円まで水準を引き上げる場面があった。
　今回の上昇相場をけん引している産地相場だが、買い意欲が衰えていない。また、一
部報道によると、中国政府は、下げ止まらない株式市場に対し、市場安定化策の検討を
行っており、早ければ今週中には発表されるようだ。中国株が反転上昇となれば、ゴム
相場にとっても支援材料なる。ＪＰＸゴムＲＳＳ３号の活発限月６月限は、上値を試す
可能性がありそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
   シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は３月限と４月限が約定し、１．８セント安と
１．４セント安。ＴＳＲ２０も売り優勢で推移し、１．６〜０．５セントとなってい
る。

　上海ゴムは大幅安。中心限月の５月限は、夜間取引では売りが先行し、前日比３１５
元安の１万３３９０元。日中取引に入ると、序盤から中盤にかけては、安値圏でのもみ
合いとなったが、終盤は下げ幅を縮小させた。

MINKABU PRESS

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