プラチナ午前=プラチナは小幅続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが小幅続落。円高を受けて売り優勢で始ま
った。その後は、円高一服やドル建て現物相場の押し目を買われたことが下支えになっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが11〜6円安、プラチナミニが
17.0円安〜16.0円高、プラチナスポットが30円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが7737枚、プラチナミニが530枚、
プラチナスポットが1750枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や中国の預金準備率引き下げが支援】
 プラチナはドル安や中国の預金準備率引き下げが支援要因になった。中国人民銀行
が、脆弱な景気回復を後押しするため2月5日から預金準備率を0.5%ポイント引き
下げると発表した。一方、ドル安となったが、米総合購買担当者景気指数(PMI)の
上昇を受けてドル安は一服した。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測の後退はプ
ラチナの上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は夜間取引で4297円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=146円台後半まで円高に振れたが、アジア市場で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の901.78ドルから、ドル高を受け
て上げ一服となったが、押し目は買われた。
 午前11時現在、プラチナは904.75ドル、パラジウムが961.87ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが905.60ドル、パラジウムが942.98
ドル。
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