[今夜の視点]シカゴ大豆=ダブルボトムがダマシに終わるか否かの正念場

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。3月限は1220セント台後半まで戻している。直近
のダブルボトムがダマシに終わるか否か今夜が正念場となりそうだ。中国のブラジル産
大豆への輸入シフトがさらに材料視されるか否かに注目したいが、天気面でも一喜一憂
しているため、方向性を予想するのが難しい相場となっている。
 前日のシカゴは急落。週間輸出成約高が56万トンと低調だったことで、23日の当
欄で指摘した中国のブラジル産大豆への輸入シフトがこの日蒸し返された。2023年
の中国のブラジル産大豆の輸入が前年比29%増となり、その分米国産は同13%減と
なっている。

 3月限は1215.50セントまで急落。引けは1223.00セント。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 個人所得・支出 2023年12月(商務省)
【経済】 1/27 00:00 中古住宅販売仮契約指数 2023年12月(全米不動産協会)
【商品】 1/27 05:30 建玉明細報告(CFTC)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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