前週は底固い展開になった。穀物相場全体に短期的な下げ過ぎ感が強く、持高調整の 動きが下値を支えた。また、アルゼンチンで熱波が観測されていることも、安値修正を 促している。アルゼンチンでは気温が40度を超えるなど、穀物生産環境が不安定化し た。原油相場が底固く推移したこともポジティブ。ただし、ブラジルでは引き続き降雨 が報告されており、米国産の輸出鈍化に対する警戒感も強い。 今週は上値の重さを再確認する展開になろう。ブラジルの降雨が上値を圧迫する展開 が続く。アルゼンチンの熱波が下値を支えるが、現状では長期化する見通しにはない。 う。天候リスクの評価によって大きく揺れ動き、アルゼンチンの熱波のリスクをどの程 度織り込むのか、手探りの展開になる。ただし、基調としては需給緩和評価から戻り売 り優勢の地合が維持される見通しだが、アルゼンチンの天候リスクが急浮上している局 面では、売り妙味が大きい。 予想レンジはトウモロコシが435〜455セント、大豆が1170〜1240セン ト。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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