前週は2000〜2040ドル水準で揉み合う展開になった。当局者の発言が禁止さ れるブラックアウト期間入りしたことで、売買材料の乏しさから持高調整が中心の展開 になった。利下げ織り込みの過熱感に対する警戒感が上値を抑える展開が続いている が、米金利上昇・ドル高に一服感があり、値下り傾向に対しては一定のブレーキが掛か った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催も控え、積極的な売買は見送られてい る。 今週は値固めを進める局面になろう。30〜31日のFOMCでは政策変更は想定さ れていない。仮に3月に利下げを行うのであれば、今会合で踏み込んだ動きがみられよ う。ただし、最近の当局者の発言を見る限りだと、その可能性は低い。利上げ終了の可 能性を従来よりも強いトーンで示すが、明確なガイダンスを示すことはないだろう。バ ランスシート縮小の政策調整を巡る議論も行われる見通しだが、改めて金相場を大きく 下押しするような内容にはなりづらい。2月2日の12月雇用統計も注目されるが、ま だ利下げ織り込みに過熱感があるため、まずは2000ドル台前半での値固めを中心に 修正高の動きがみられるのかを打診する程度の値動きに留まろう。 予想レンジは1995〜2050ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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