タイ中央ゴム市場の現物相場は、消費地相場が軟化した29日の取引でも急伸地合を 続けている。春節前の在庫手当の動きだとすれば、残された上昇可能な時間は多くない が、まだピークアウトを確認できていない。産地相場の高騰が続いている限りは、消費 地相場もまだ上振れリスクを抱える。一方で、月末が近づく中、いつ在庫手当は十分に 進んだとの評価に転換しても違和感がない状況にはなっている。現在は、春節前のサプ ライチェーン正常化が最優先されていることで高値が許容されているが、在庫手当一巡 後に現在の価格が需要家から受け入れられるのかは不透明感が強い。春節後も上昇を続 けるためには、産地で天候リスクが高まるといった追加の動きが求められよう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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