原油相場は戻り高値の更新が続いているが、29日の取引では4日ぶりに反落した。 直接的には香港高裁が中国恒大集団の清算手続きを命じたことで、中国経済に対する不 信感が高まった影響が指摘されている。一方で、地政学リスク主導の上昇に対する過熱 感が強くなっている影響もあろう。中東情勢が緊迫化し、先行き不透明感が高まってい ることは間違いない。一方で、現時点では原油輸送日数、コスト増大の影響が中心であ り、原油の生産量などが大きく変わった訳ではない。供給障害や需給ひっ迫化を伴わな い地政学リスク主導の上昇とあって、どの程度のリスクプレミアム加算が必要なのか は、短期投機筋の思惑に依存することになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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