ヨルダンの駐留米軍に対して、イランが支援する武装グループが攻撃を行い、米兵3 人が死亡した。ヨルダンはイスラエルの東側に隣接しており、イスラエル=ハマス戦争 の余波であり、今回の軍事紛争で米兵が死亡した初の事例とみられる。米国とイランは ともに直接的な衝突を回避するための動きを見せているが、米兵が死亡した以上は、何 も対応を講じないということはあり得ない。米議会の一部ではイランに対する直接攻撃 を主張するような声も聞かれ、大統領選のタイミングもあって、弱腰との批判を受ける ような動きはできない。少なくとも武装グループに対しては相応の報復が行われるのが 確実であり、それが中東情勢全体に与える影響が警戒されている。フーシ派は依然とし て紅海で船舶に対する攻撃を繰り返しており、イスラエル=ハマスの戦闘が長期化する ほどに、予想できなかった混乱が広がり続けることになる。地政学リスクによるリスク オフはみられないが、安全資産でリスクヘッジを行う必要性は高まり続けている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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