シカゴ大豆の夜間取引は軟調。3月限はすでに前日の安値を割り込み、さらに底割れ する展開となっている。ここまでの安値は1189.25セント。目先はどこまで下値 余地が拡大するのかが注目されるが、昨年の天候相場前に付けた1145.25セント の一代安値まで節目らしい節目がない状況。今年はこのままであれば、コーンとともに フェブラリー・ブレーク(2月安)の典型的な年になる可能性もある。 前日のシカゴは期近から大幅続落。週間輸出検証高が88万トン台と前週から減少す るなか、中国の大豆輸入が今年最高の生産高が見込まれるブラジル産に前年に続きシフ トする懸念や、前年不作だったアルゼンチン産の生産高見通しが直近上方修正されたこ となどに圧迫された。再びチャートが悪化したことで、期近から下げ幅が大きくなっ た。 3月限は再び底割れして12ドル台を割り込み、安値は1191.50セントまであ った。引けは1194.25セント。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 19:00 国内総生産 2023年10-12月期速報(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 18:00 国内総生産 2023年10-12月期速報(連邦統計庁) ◆ フランス ◆ 【経済】 15:30 国内総生産 2023年10-12月期速報値(INSEE) ◆ イギリス ◆ 【経済】 18:30 マネーサプライ 2023年12月(BOE) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 23:00 住宅価格指数 2023年11月(連邦住宅金融局) 【経済】 23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2023年11月(S&P) 【経済】 1/31 00:00 消費者信頼感指数 2024年1月(カンファレンスボード) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 1/31 06:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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