−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 1,218.75 1,223.00 1,206.75 1,222.25 + 3.50 2024/05 1,228.00 1,233.25 1,216.25 1,232.75 + 5.00 2024/07 1,237.00 1,242.25 1,225.00 1,241.75 + 5.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 255,323 259,853 755,093 (+ 4,164) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(2月5日−2月9日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 (30日付。31日付は日本時間午前6時現在、未発表。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って続伸。終値の前営業日比は1.50〜5.50セント高。中心限月の3 限月の終値は3.50セント高の1222.25セント。 前日に昨年6月上旬の水準まで値を落としたことで売り警戒感が強まるなか、修正の ための買い戻しが続いた。ただ、中国の景気後退が警戒されるなか同国の需要見通し不 透明感が強まったことが重石となって伸び悩み、わずかな上げ幅を記録するにとどまっ た。 3月限は1218.75セントで取引を開始した後に軟化し、欧州の時間帯には 1207セント割れを示現。1210セントを上値抵抗線とする安もみとなった後、シ カゴの時間帯にかけて浮上したところを売り直されて安値に顔合わせしたが、売り警戒 から買い戻されて引けにかけて浮上。引け間際に1223セントの高値を付け、高値に 近い水準で引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル産地> 産地北部で散発的なまとまった雨が発生。この雨は週末にかけて南下し週末にはパラ ナ州でも降雨が発生する見込み。晴れ間が広がると農作業が進行するだろう。現時点で は収穫およびサフリーニャコーンの作付ペースは平年並を維持。 <アルゼンチン産地> 少雨傾向が続いており作柄悪化リスクが高まっている。少雨傾向の中での高温は作柄 に悪影響を与えかねないが、来週にかけて西部および南部の最高気温は38℃前後に達 する見通しとなっており、作柄悪化が警戒される。2月5日の週には降雨が発生する可 能性が浮上。。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 土壌水分は前週の雨により一部で回復。2月2日から週末にかけて新たな低気圧が再 度到来し、これに伴い降雨が発生するだろう。なお、コロラド州およびネブラスカ州西 部では降雪の可能性もある。新たな雨は小麦にとって慈雨になる。 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調な足取りに追随高となったが、大豆油は大豆粕との ストラドルに絡んだと見られる売りを受けて頭重い足取りとなった。原油の下落も大豆 油の上値抑制要因。大豆粕の期近3月限は前日比5.30ドル高の368.30ドルで 終了。 今日の材料 ・ブラジル産地中部では雨がちな天気が続く。 ・ブラジル南部産地では週末には降雨発生へ ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では小雨傾向。気温も上昇で作柄悪化が警戒 される。 ・米小麦産地では前週の降雨で土壌水分が回復。今週も引き続き慈雨。 MINKABU PRESS
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