ゴム午前=期中が下落、上海ゴム安・円高から売り優勢も下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、出来高、取組高の多い期中6、7月限を含む4本が売り優勢。上
海ゴム安、1ドル=146円台後半〜半ばの円高から売り優勢。売り一巡後は下値堅
く、280円割れにはならず。
 期近2、3月限が0.4〜0.7円高で小幅高。期先8月限以降は出来ず。
 TSR20は出来ず。

 午前11時25分現在のRSS3号は前営業日比3.4円安〜0.7円高。活発限月
の期中7月限は同2.3円安の282.7円、期先1月限は出来ず、推定出来高は
794枚
(前日夜間取引含む)。

【円高に加え、商品、株安警戒感で新規買いは慎重ムード】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、期中が売り優勢。円高に加え、商品、株安に対
する警戒感から新規買いは慎重ムード。半面、売り仕掛けの動きも少なく、期中限月は
280円割れには至っていない。
 タイの産地価格が異常な高騰を続けている。RSS3号は61バーツで今年の取引を
開始。31日は73.07バーツの高値をつけた。1カ月間で20%以上の暴騰。中国
の景気不安が強まるなかの高騰。生産調整など供給面から価格が押し上げられていると
みられるが、高過ぎる印象はある。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は売り優勢で推移し、1.3
〜1.0セント安となっている。

 上海ゴムは軟調。午前11時20分現在、指標限月の2024年5月限は、前営業
日比140元安の1万3385元となっている。

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