[今日の視点]とうもろこし=シカゴの小幅安もインパクトに欠け変わらずか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、シカゴは小幅ながら、閑散商いのなかインパクトは弱く変わらずで
推移すると予想。円相場は1ドル=146円台半ばで推移し、前日の東京時間より小幅
高。シカゴ期近3月限からの換算値は10円安。先限は序盤、前日の終値水準で推移予
想。
 先限は夜間取引は出来ず、5番限の24年11月限が40円高で夜間を終えた。当限
は750円安。夜間の出来高は8枚に過ぎず、日中取引でも閑散商いが続くと予想さ
れ、玉の出方次第という側面が強い。週末を控えるなかで玉整理の動きが見られる可能
性緒あり、限月間で方向性のない取引が続くと見られる。
 1日のシカゴコーンは期近〜期中が小幅下落。ブラジル、アルゼンチンの収穫が本格
化するなかでハーベストプレッシャーが高まる一方、一代の安値を更新し続けた後で
売り警戒感が強く下値は支えられている。ただ、現時点でのブラジル産地の土壌水分は
サフリーニャコーンの生育には十分ではない可能性があるほか、アルゼンチンでは高温
乾燥となっており作柄の悪化が懸念される。目先は供給増加観測が引き続き重石になる
可能性はあるが、南米生産地の天候次第では上向く可能性も出てきている。

 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万7200〜3万7250円。本日の日
中取引の予想レンジは3万7150〜3万7340円。
 <今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】09:30 生産者物価指数 2023年10-12月期(連邦統計局)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 鉱工業生産指数 2023年12月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 雇用統計 2024年1月(労働省)
【経済】2/3 00:00 耐久財受注 2023年12月確報値(商務省)
【経済】2/3 00:00 製造業新規受注 2023年12月(商務省)
【経済】2/3 00:00 消費者信頼感指数 2024年1月確報値(ミシガン大)
【商品】2/3 05:30 建玉明細報告(CFTC)
 MINKABU PRESS
*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。