金・銀市況＝金は反発、ＮＹ高を引き継ぐ

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金　         9,670    +21     9,673   +18　　： 2,056.08   +11.97
銀　         102.3    0.0     109.0   0.0　　： 2,319.00   +32.00
プラチナ     4,311    -43     4,327    -5　　：   915.70    -3.88
パラジウム   4,600      0     4,600     0　　：   973.63    -4.21
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:15 現在　前営業日比　　　　　　　 15:15 現在　 前営業日比
ドル・円相場    146.40   -0.48　　ユーロ・ドル相場　　 1.0880  +0.0078
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【市況】
　金は反発。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場
の軟調を受けて上げ幅を縮小したが、円高が一服すると、下げ一服となった。午後に入
ると、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服を受けて押し目を買われた。銀の商いは
成立しなかった。
　前営業日比は、金標準、金ミニが１７〜２３円高、ゴールドスポットが１６円高、銀
が変わらず。
　推定出来高は、金が５万１２８７枚、金ミニが５５７６枚、ゴールドスポットが１万
０８９１枚、銀が０枚。
【金はドル安が支援も米雇用統計などを確認】
　金先限は夜間取引で９６９０円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。
円相場は１ドル＝１４６円台前半で円高が一服した。
　金は米新規失業保険申請件数の増加やドル安が支援要因になった。ただ今夜発表され
る１月の米雇用統計を控えてドル安は一服した。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げ
観測は後退したが、労働市場の減速が示唆されると、利下げ期待が高まりそうだ。一
方、米ＣＢＳニュースは１日、同社の番組「６０ミニッツ」で行ったパウエル米連邦準
備制度理事会（ＦＲＢ）議長とのインタビューを４日に放送するとＸで明らかにした。
同議長はインフレリスクや利下げを巡る見通し、銀行システムなどについて語る。米地
銀ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ（ＮＹＣＢ）の株価急落で地銀不安が再燃
する可能性も出ている。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件
数の増加やドル安を受けて押し目を買われた。アジア市場では、朝方の２０５６．１５
ドルから、ドル安一服を受けて軟調となった。午後に入ると、２０５２ドル台まで下落
したのち、押し目を買われた。
MINKABU PRESS

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