貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金は円安を受けて買い優勢となろう。銀と プラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は16.39ドル安 の2039.69ドル、銀が51セント安の2268セント、プラチナが20.75ド ル安の894.95ドル、パラジウムは27.13ドル安の946.50ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=148.52/54円で、前営業日の 大引け時点から2.12円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9710円前後、銀は108.1円前後、プラチナは 4290円前後、パラジウムは4600円前後。 【NY金は予想以上の米雇用統計が圧迫】 金は前週末の海外市場では、予想以上の米雇用統計を受けて売り優勢となった。 金は予想以上の米雇用統計が圧迫要因になった。1月の米雇用統計は、非農業部門雇 用者数が前月比35万3000人増と、事前予想の18万人増を大幅に上回った。失業 率は3.7%と前月から横ばい。時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇と、前月の 0.4%上昇から加速し、2022年3月以来の大幅な伸びとなった。労働市場の堅調 が示されたことで米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始は5月とみられている。 米国はヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した攻撃への報復として、イラン革命防 衛隊のほか、イランが支援する武装組織に関連するイラクとシリアの標的を空爆した。 米軍が2日、発表した。攻撃は85カ所を超えるとしている。ただ米国防総省はイラン との戦争は望んでいないと表明した。米英両軍は3日、イエメンにある親イラン武装組 織フーシ派の関連施設13拠点、計36の標的に対し攻撃した。中東情勢の行方も当面 の焦点である。 銀は前週末の海外市場では、予想以上の米雇用統計や金軟調を受けて売り優勢となっ た。 【NYプラチナは予想以上の米雇用統計や金軟調が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、予想以上の米雇用統計や金軟調を受けて売り優勢 となった。 プラチナは予想以上の米雇用統計や金軟調が圧迫要因になった。1月の米雇用統計 は、非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と、事前予想の18万人増を大幅 に上回った。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、ドル高に振れ た。 <今日の予定> ・中国サービス業購買担当者景況指数 2024年1月(財新) ・独生産者物価指数 2023年12月(EUROSTAT) ・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年1月確報(Markit) ・ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2024年1月確報(Markit) ・ユーロ圏生産者物価指数 2023年12月(EUROSTAT) ・米非製造業景況指数 2024年1月(ISM) MINKABU PRESS 東海林勇行
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