金・銀午前=金は続伸、円安が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は続伸。金は円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の軟
調や円安一服に上値を抑えられた。銀の商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が34〜55円高、金ミニが33.5〜
50.5円高、ゴールドスポットが68円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が4万4631枚、金ミニが5201枚、ゴール
ドスポットが1万6687枚、銀が0枚。
【NY金は予想以上の米雇用統計が圧迫】
 金は予想以上の米雇用統計が圧迫要因になった。1月の米雇用統計は、非農業部門雇
用者数が前月比35万3000人増と、事前予想の18万人増を大幅に上回った。失業
率は3.7%と前月から横ばい。時間当たり平均賃金は前月比0.6%上昇と、前月の
0.4%上昇から加速し、2022年3月以来の大幅な伸びとなった。労働市場の堅調
が示されたことで米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始は5月とみられている。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はCBSニュースの番組「60ミニッツ」
で、金融当局として3月以降まで利下げに踏み切るのを待つ公算が大きいと語った。
 米国はヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した攻撃への報復として、イラン革命防
衛隊のほか、イランが支援する武装組織に関連するイラクとシリアの標的を空爆した。
米軍が2日、発表した。攻撃は85カ所を超えるとしている。ただ米国防総省はイラン
との戦争は望んでいないと表明した。米英両軍は3日、イエメンにある親イラン武装組
織フーシ派の関連施設13拠点、計36の標的に対し攻撃した。中東情勢の行方も当面
の焦点である。
 金先限は昨年12月5日以来の高値9733円を付けた。円相場は1ドル=148円
台後半で円安が一服した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、予想以上の米雇用統計を受
けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2041.07ドルから、パウエル米
連邦準備理事会(FRB)議長が早期利下げに慎重な見方を示したことを受けて売り優
勢となったのち、2034ドル台で下げ一服となった。
 午前11時現在、2037.91ドルで推移。銀は2263セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2056.08ドル、銀が2319セント。

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