米軍基地が親イランの武装組織の攻撃を受けて米兵3人が死亡したことを受けて、週 末に米軍は大規模な報復攻撃を行った。米兵の犠牲に対して何も報復を行わないことは 考えられないだけに、規定路線に沿った動きと言える。焦点は、武装組織を支援するイ ランとの直接対決の有無だが、現時点では米国もイランも緊張をエスカレートさせるこ とは望んでおらず、米軍も武装組織に対する報復に留める見通し。武装組織の活動が一 段と活発化するリスクもあるが、イスラエルとハマスの停戦協議の動きもあり、地政学 リスクのプレミアム加算は見送られている。週明けの原油相場は買いで反応している が、地政学リスクの織り込みというよりも、寒波による天然ガスやヒーティングオイル 相場の急伸に連動した値動きになっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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