プラチナ午前=プラチナは反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となっ
た。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが11〜30円高、プラチナミニが
10.5〜30.0円高、プラチナスポットが8円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが5575枚、プラチナミニが599枚、
プラチナスポットが2431枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米利下げ観測後退も買い戻される】
 プラチナは買い戻されて下げ一服となった。予想以上の米ISM非製造業総合指数を
受けて米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退した。ただ中国証券監督管理委
員会(証監会)は市場の異常な変動を防ぐと表明した。また中国は国内機関投資家や一
部のオフショア部門を対象に、株式取引の制限を強化した。900ドル割れで買い戻さ
れた。
 プラチナ先限は夜間取引で4327円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=148円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の898.21ドルから、金堅調につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは901.00ドル、パラジウムが953.48ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが897.27ドル、パラジウムが938.14
ドル。
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