NY貴金属引け速報=金が反落、米労働市場の堅調が示される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    金   24/ 4  2047.9  -  3.8      プラチナ    24/ 4   894.0   +  7.1
         24/ 6  2067.8  -  3.7              24/ 7   902.8   +  6.9
    銀   24/ 3  2263.6  + 27.6      パラジウム   24/ 3   892.10  -  8.20
        24/ 5  2285.1  + 27.5              24/ 6   898.20  -  8.20
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク金は反落、銀は反発。終値の前日比は金が3.8〜3.0ドル安、中心
限月の4月限が3.8ドル高。銀が27.5〜28.7セント高、中心限月の3月限は
27.6セント高。
 金4月限は反落。時間外取引では、ドル安となったが、手じまい売りなどが出て軟調
となった。欧州時間に入ると、買い戻される場面も見られたが、米国債の利回り上昇や
ドル高を受けて下げ幅を拡大した。日中取引では、米新規失業保険申請件数で労働市場
の堅調が示されたことを受けて軟調となったが、ドル高が一服すると、買い戻されて下
げ一服となった。
 銀3月限はドル高一服をきっかけに買い戻されて反発した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。前日比は、プラ
チナが6.2〜7.2ドル高、中心限月の4月限が7.1ドル高、パラジウムが
8.30〜8.10ドル安、中心限月の3月限は8.20ドル安。
 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、ドル安が下支えになったが、金軟調に上値
を抑えられた。欧州時間に入ると、買い戻されたが、米国債の利回り上昇やドル高を受
けて一段安となった。日中取引では、米新規失業保険申請件数で労働市場の堅調が示さ
れたことを受けて売り優勢となったが、ドル高一服をきっかけに買い戻し主導で上昇し
た。
 パラジウム3月限は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて一代安値
を更新したのち、ドル高一服を受けて下げ一服となった。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。