シカゴ穀物引け速報=大豆は軒並み反落、コーンは期先以外が小幅続伸

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2024/03       1186.25    - 6.75
                      2024/05       1191.75     - 6.00
 コーン          2024/03        430.75     + 0.25
                      2024/05        443.25     + 0.75
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 大豆は南米生産国の降雨とこれに伴う生育環境改善やドル高、外部市場の軟調な足取
りから軒並み反落、コーンは一代の安値更新後で売り警戒から買い戻し主導となり、期
先2限月以外が小幅続伸。
 大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は6.75〜3.25セント安。中心限月の3
限月は6.75セント安の1186.25セント。
 ブラジル、アルゼンチンで降雨が続き生育環境が改善していることに加え、1月の米
消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回ったこと受けた米早期利下げ観測の後退と
これに伴うドル高傾向、金や米株など外部市場の軟調な足取りも売りを呼ぶ要因になっ
た。

 コーンは期先2限月以外が小幅続伸。終値の前営業日比は期先2本が2セント安だ
が、それ以外は変わらず〜1.75セント高。期近3月限は0.25セント高の
430.75セント。
 これまで一代の安値を更新し続けたことで下落に対する抵抗も強く、売り修正のため
の買い戻しが膨らんだ。ただ、この日発表された1月の米CPIが事前予想を上回る強
気な内容となったことで米早期利下げ観測が後退したことや、これに伴いドル買いの動
きが広がったことが弱材料となった。また、ブラジルで降雨となったことでサフリーニ
ャコーンの生育環境が改善したことも重石となり、最終的には小幅な上昇にとどまっ
た。

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