−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 1,191.75 1,197.50 1,183.00 1,186.25 - 6.75 2024/05 1,196.00 1,201.25 1,188.75 1,191.75 - 6.00 2024/07 1,205.50 1,210.25 1,198.75 1,201.50 - 6.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 248,538 235,579 771,998 (- 1,152) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(2月19日−2月23日) コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反落。終値の前営業日比は6.75〜3.25セント安。中心限月の3 限月は6.75セント安の1186.25セント。 ブラジル、アルゼンチンで降雨が続き生育環境が改善していることに加え、1月の米 消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回ったこと受けた米早期利下げ観測の後退と これに伴うドル高傾向、金や米株など外部市場の軟調な足取りも売りを呼ぶ要因になっ た。 3月限は1191.75セントで取引を開始。その後、欧州の時間帯を終えるまで 1187セントが下値支持線として意識されるなかでのもちあいとなり、シカゴの時間 帯にかけて地合いを引き締めた後、1197.50セントの高値を付けた。ただ、高値 を付けたことで買い一巡感が強まり、その後は値位置を切り下げる足取りを展開。終盤 に1183セントの安値を付けた後は、戻りも抑えられたまま安値圏で終了。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル産地> 今週いっぱい、中部では散発的な降雨が続くだろう。一方の南部では週末まで降雨は 発生しないが、週末の降雨時にはまとまった雨量が見込まれる。中部での雨量は平年並 で、ほとんどの地域での農作業のペースは平年並み。なお一部地域では土壌水分過多と なっている。 <アルゼンチン産地> 7日までに前線が到来し南部地域では局地的な降雨になるだろう。この前線の移動人 もない今週後半から今週末にかけて広い範囲で降雨が発生する見込み。一方の気温は平 年並まで低下するだろう。アルゼンチン産地では数週間に渡って最高気温が38℃を超 える高温乾燥が続いていたため、降雨が必要となっている。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 週末は低気圧の到来に伴いまとまった雨量を伴う降雨が発生。山地に近い北西部では 大雪となった。この低気圧は7日から8日にかけて移動し散発的な降雪となる見込み。 また、10〜11日にかけて南部地域でも豪雨又は雪となる見込み。一部地域では土壌 水分が乾燥気味だが、これらの雨や雪により改善に向かうだろう。 大豆製品は、大豆粕は大豆に追随安となった。主要生産国であるアルゼンチンで降雨 となり生育環境が改善したことも重石となった。一方の大豆油は堅調。原油の堅調に加 え、大豆粕とのストラドルに絡んだ買いが入ったことが価格を押し上げた。大豆粕期近 3月限は前日比4.10ドル安の344.80ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル中部では広い範囲で雨がちな天気に。 ・ブラジル南部は今週は降雨発生も来週は少雨傾向に。 ・アルゼンチン産地では慈雨が続き土壌水分が回復。 ・米小麦産地では慈雨が続く見通し。 MINKABU PRESS
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