ゴム午前=総じて軟調、ドル・円がやや円高に振れ売りがやや優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間が休場のうえ、ドル・円が
小動きとなったことから、手掛かり材料難となり、夜間取引と同値圏で推移した。その
後、ドル・円が150円台前半の円高に振れたことから、売りがやや優勢となってお
り、総じてマイナスサイドに沈んでいる。

 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比1.7円安〜1.1円高安。活発限
月の7月限は同0.8円安の287.2円、期先1月限は出来ず、推定出来高は545
枚(前日夜間取引含む)。

【7月限は290円接近では上値が重い】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて軟調な展開となった。活発限月の7月限
は、一時289.4円まで上昇する場面があったが、前日と同様に節目の290円接近
では、戻り売りを浴びた。
 7月限は、5日に290.7円の一代の高値を付けて以降、290円接近では売りを
浴びる展開が続いている。ただ、積極的な売りもみられない。上海市場が休場というこ
ともあり、目先、280〜290円前後でのもみ合いが続きそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が売りが優勢となり、2.1〜0.2セント安。T
SR20もやや軟調な展開となり、0.8〜0.3セント安となっている。

 上海ゴムは春節のため休場。取引再開は、2月19日の予定。

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