大豆週間展望=シカゴ大豆は自律反発は戻り売り待ち受けか、下値余地有り

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [2月19日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)            2月13日 〜2月16日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000     64,000        64,000    64,000     0
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<シカゴ>15日終値  前週末比   |<主要統計データ> (2月8日まで)
      24/3 1162.25  -21.25    |輸出検証高:132万6,243トン
      24/5 1166.00  -24.00   |輸出成約高: 37万7,800トン
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 150.24円  前週末比 0.85円の円安
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 【前週のレビュー】シカゴ大豆は中国が大型連休入りで買い手控えで低迷か.買い戻
しで1200セント台回復の場面は有り得るが戻り売りが待ち受けかとした。
 【シカゴ大豆3月限は需給緩和見通しなどで下値模索】
 シカゴ大豆3月限は売り優勢の足取りが続き15日の取引で1160.25セントま
で下落し、昨年6月1日以来の水準まで軟化した、
 アルゼンチンでまとまった雨量を伴う降雨となり高温乾燥に対する警戒感が和らぐと
同時に、米利下げ観測後退とこれを受けたドルが堅調に推移していることが重石になっ
ている。15・16日に開催される米農務省(USDA)穀物展望会議(アウトルック
フォーラム)において米国産大豆24/25年度の需給緩和見通しが示されたことも重
石になるなど、弱材料が多く下値模索を強いられている。15日の終値で14日間の相
対力指数(RSI)が30まで低下し、売り過剰感が台頭しつつある。自律修正高の場
面では、1170セント台では戻り売りが待ち受けると予想。期近つなぎ足で2021
年11月の安値1171.25セントを下回っており、1150セント台まで下値の余
地有りとみる。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。

 【当面の予定(イベント・経済統計)】
19日 ●米国(大統領の日)
    機械受注 2023年12月(内閣府)
    英住宅価格指数 2024年2月(ライトムーブ)
20日 ゴム指定倉庫在庫。
    ユーロ圏国際収支 2023年12月(ECB)
    米景気先行指数 2024年1月(カンファレンスボード)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
21日 貿易収支 2024年1月速報(財務省)
    米FOMC議事録公表 1月30-31日(FRB)
22日 ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年2月速報(Markit)
    ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年2月速報(Markit)
    ユーロ圏消費者物価指数 2024年1月確報(EUROSTAT)
    米新規失業保険申請件数(労働省)
    米中古住宅販売統計 2024年1月(全米不動産協会)
23日 ●天皇誕生日
    中国住宅価格指数 2024年1月(国家統計局)
    上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
    独国内総生産 2023年10-12月期確報(連邦統計庁)
    独景況感指数 2024年2月(ifo)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
    建玉明細報告(CFTC)
        MINKABU PRESS
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