[本日の見通し]石油=しっかり、ロシアのウクライナ侵攻から2年が経過へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 原油の2024年7月限はしっかり。ただ、日中取引開始後の動意は限定的。
 今週末でロシアがウクライナに侵攻してから2年が経過するものの、停戦の兆しは見
えてない。ロシアのプーチン大統領が停戦協議に前向きな発言をしている一方、ウクラ
イナを支援する米国はまだ戦争を続ける構えのようである。米国はロシアが開発してい
る対衛星兵器のリスクを強調しているほか、投獄されていた野党指導者アレクセイ・ナ
ワリヌイ氏が死亡した問題についてロシア政府を非難するなど、ロシアの危険性をアピ
ールするのに必死である。ロシアからのエネルギー供給が混乱したままならば、今後も
石油市場を支える要因であり続けるだろう。最近はドローンによるロシアの石油関連施
設への攻撃が相次いでいる。
 ただ、ウクライナでは女性のほか、身体障がい者も動員されるなど、戦時体制として
は末期的である。ウクライナ軍はダウン症の兵士すら必要としているようだ。未成年の
男児もそろそろ動員されるようで、この対立を傍観し止めようとしない世界は間違いな
く狂っている。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.29ドル安の78.17ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは78.01〜78.34ドル。
 原油7月限の予想レンジは7万3000円から7万4000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万2000円から8万3000円。
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