ゴム市況＝総じて反落、７月限は一代の高値を更新後に軟化

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
               　　ＲＳＳ３　　　　　   　　         ＴＳＲ２０
  　2024/02　　　 2024/07　  　 2025/01    　    2024/03        2025/02
　305.0  + 6.0　296.1  - 2.4  295.5  + 4.5     234.0  + 3.0 　236.0  + 3.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　13,570　　　+ 45　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて反落。寄り付きでは、最近の強地合いを継続したうえ、上
海夜間高があり、買いが先行し、夜間取引から上げ幅を拡大する限月が目立った。だ
が、中盤に入ると、活発限月の７月限が一代の高値したことから、利食い売りが優勢と
なったが、すぐに押し目も拾われる激しい値動きとなり、プラス圏とマイナス圏の往来
となった。終盤は、やや売りが優勢となり、総じてマイナスサイドで取引を終える限月
が目立った。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比２．４円安〜６．０円高、活発限月の７月限は同
２．４円安の２９６．１円、期先２５年１月は同４．５円高の２９５．５円。総出来高
は２９８４枚。ＴＳＲ２０の帳入値は同２．０〜３．０円高。

【７月限は乱高下】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて反落となった。活発限月の７月限は、序盤に
３０４．４円まで上昇し一代の高値を更新した。だが、買いは続かず、２９２．６円ま
で急落するなど、激しい値動きとなった。
　先週からＪＰＸゴムＲＳＳ３号の急騰には、ファンダメンタルズからの裏付けはない
とみられ、投機的な側面が強そうだ。このため、目先、玉次第の展開となりやすく、乱
高下する可能性があるとみる。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場はＲＳＳ３号は小幅まちまちとなり、０．２セント安〜０．６セン
ト高。ＴＳＲ２０はやや買いが優勢となり、０．６〜１．１セント高。

　上海ゴムは続伸。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが優勢となり、前日比６５
元高の１万３５９０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、伸び悩みをみせ、夜間
取引の引けと同値圏でのもみ合いとなっている。

MINKABU PRESS

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