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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 1,177.75 1,188.50 1,174.00 1,179.00 + 6.75
2024/05 1,180.00 1,192.00 1,177.25 1,183.50 + 7.25
2024/07 1,189.50 1,199.75 1,185.50 1,192.00 + 7.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 312,059 246,174 806,748 (+ 10,336)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(2月15日までの週)
大 豆:118万5885トン(前週改定値:134万2086トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(2月26日−3月1日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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大豆は揃って続伸。終値の前営業日比は6.75〜10.50セント高。中心限月の
3限月は6.75セント高の1179.00セント。
ブラジル、アルゼンチンでは週末に降雨となり生育環境は引き続き改善したが、根強
いドル売りが見られるなか、これまで下落した後で買い戻す動きが広がり、買い優勢で
運ばれた。また、金の堅調な足取りも買い支援要因となった。
3月限は1177.75セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯を終えるまで
1180セントを下値支持線抗線として意識するもちあいとなった。シカゴの時間帯に
1188.50セントの高値で浮上したところを売り崩されて1174セントの安値を
付けた。その後、買い戻されながらも1180セントが上値抵抗線として意識されるも
ちあいとなり、プラスサイドは維持したものの、この日の安値圏で引けを迎えた。
米農務省(USDA)発表の2月15日までの週の大豆週間輸出検証高は118万
5885トンで前週改定値の134万2086トンを下回った。今年度の累計は
3196万9302トンで前年同期の4139万3182トンを約23%下回ってい
る。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。
<ブラジル産地>
産地中部では週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生。一方の南部では局地的な降雨
となった。サフリーニャコーンの作付は終わっているが、生育期を迎える中、土壌水分
は乾燥が懸念されるだけに、まとまった雨が好ましい状況となっている。アルゼンチン
から低気圧が移動してくる影響で2月24日以降の数日間も降雨が見込まれる。
<アルゼンチン産地>
週末には前線が通過する中、限られた量の降雨にとどまった。ただ、22日には再び
前線が通過し、慈雨が発生すると見られる。また、24〜26日にかけても同様に降雨
が発生するだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
週末は降雨の発生は無く気温は上昇。今週は週末まで暖かななか降雨は発生しないだ
ろう。26日の週には広い範囲で降雨または降雪となる可能性がある。
大豆製品は、大豆粕は堅調な大豆の足取りに追随高となったが大豆油は下落。大豆粕
とのストラドルに絡んだ売りに加え、原油安が重石になった。大豆粕の期近3月限は前
日比2.00ドル高の347.60ドルで終了。
今日の材料
・ブラジル産地中部では週末にまとまった雨量を伴う降雨が発生。
・ブラジル産地では今週はサフリーニャコーンにとっての慈雨が続く。
・アルゼンチン産地は週末の降雨は限られるが今後も慈雨が続く。
・米小麦産地では前週末は降雨発生せず。今週も少雨傾向が見込まれる。
・2月15日までの週の大豆週間輸出検証高は118万5885トンで前週改定値の
134万2086トンを下回る。
MINKABU PRESS
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