ゴム午前=総じて続落、調整安場面

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて続落。寄り付きでは、上海夜間安や前日の弱地合いを継続
し、水準を引き下げた。中盤に入ると、調整色が強まり、期近2月限が大幅安となるな
ど、下げ幅を拡大させる限月が目立っている。TSR20は出来ず。

 午前11時55分現在のRSS3号は前営業日比9.6円安〜変わらず。活発限月の
7月限は同1.8円安の294.3円、期先1月限は同変わらずの295.5円、推定
出来高は1115枚(前日夜間取引含む)。

【7月限の290円割れに注目】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、売りが先行する展開となっている。活発限月の
7月限は、一時290.2円まで下落する場面があった。その後、294円台に戻して
おり、前日に引き続き、値動きの荒い展開となっている。

 7月限は、8日から取組高の増加を伴いながら上昇し、20日には304.4円まで
上昇し、一代の高値を更新した。だが、その後、高値から約14円も下落する場面があ
った。投げが出ているとみられる。節目の290円を割り込むと、一段と下げが加速す
る可能性もありそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が6月限のみ約定し、1.9セント安。TSR20
は、小高く推移し、0.2〜0.5セント高となっている。

 上海ゴムは上昇。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営業日
比45元安の1万3525元となっている。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。