(NY時間13:12)(日本時間03:12) テラドック・ヘルス<TDOC> 15.36(-5.14 -25.06%) 遠隔医療サービスのテラドック・ヘルス<TDOC>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想ほど膨らまなかったものの、売上高は予想を下回った。EBITDAは予想を上回っている。 市場はガイダンスを嫌気している模様。通期の1株損益の赤字が予想以上に膨らむ見通しを示したほか、売上高も予想を下回る見通しを示している。第1四半期の売上高見通しも予想を下回った。アナリストはベターヘルプ部門の成長鈍化が続いている点を指摘。 「長期目標は達成可能と見ているが、株価の有意な回復にはベターヘルプ部門の安定化が複数四半期に渡って必要と見ている。24年度の売上高見通しが低調であった主な要因は、ベターヘルプの広告チャネルにおける効果の減少」と指摘した。 (10-12月・第4四半期) ・1株損益:-0.17ドル(予想:-0.25ドル) ・売上高:6.60億ドル(予想:6.71億ドル) ・粗利益率(調整後):68.8%(予想:71.1%) ・EBITDA(調整後):1.14億ドル(予想:1.12ドル) ・アクセス手数料収入:5.74億ドル(予想:6.01億ドル) ・訪問数:440万件(予想:508万件) (1-3月・第1四半期見通し) ・1株損益:-0.45~-0.55ドル(予想:-0.37ドル) ・売上高:6.30~6.45億ドル(予想:6.73億ドル) ・EBITDA(調整後):0.52~0.62億ドル(予想:0.66億ドル) (通期見通し) ・1株損益:-0.80~-1.10ドル(予想:-0.83ドル) ・売上高:26.4~27.4億ドル(予想:27.7億ドル) ・EBITDA(調整後):3.50~3.90億ドル(予想:3.66億ドル) 【企業概要】 米国内外でプライマリケア・メンタルヘルス・慢性疾患管理等におけるバーチャルケアを提供する。医療システムや医療提供者向けのテクノロジーと遠隔医療ソリューションを手掛けるほか、ネットワークユーザー向けオンラインカウンセリングとセラピーサービスをウェブ・モバイルアプリ・電話等を介して提供する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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