−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 4) 889.8 909.6 888.6 905.5 + 15.9 (24/ 7) 898.0 917.3 898.0 914.0 + 15.8 パラジウム (24/ 3) 951.50 978.00 946.00 970.20 + 20.30 (24/ 6) 958.00 985.50 954.00 978.30 + 22.30 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 26,234 31,577 91,459 (+ 3,598) パラジウム 11,696 15,246 24,296 (- 430) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,069.11 + 456.87 前日 150.19/21 1.0816/18 ・ナスダック 16,041.62 + 460.75 本日 150.50/52 1.0821/23 ・10年米国債利回り 4.33 + 0.01 ・NY原油 (24/ 4) 78.61 + 0.70 ・SPDR保有金残高 829.82 - 6.34 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は反発。前日比は、プラチナが14.8〜16.7ドル 高、中心限月の4月限が15.9ドル高、パラジウムが20.30〜23.60ドル 高、中心限月の3月限は20.30ドル高。 プラチナ4月限は反発。時間外取引では、ドル安を受けて堅調となった。欧州時間に 入ると、ドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)発表後のドル安一服に上値を抑え られたが、900ドル割れで買い戻された。日中取引では、ドル高に上値を抑えられた が、株高を受けて押し目を買われると、序盤の高値を突破して堅調となった。 パラジウム3月限はドル高に上値を抑えられたが、株高を受けて押し目を買われた。 プラチナ4月限は時間外取引を888.6〜902.6ドルのレンジで推移し、前日 比10.0ドル高の899.6ドルとなった。4月限は高寄りしたのち、ドル安を受け て堅調となった。欧州時間に入ると、ドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)発表 後のドル安一服に上値を抑えられたが、900ドル割れで買い戻された。 日中取引は、時間外取引の高値を突破し、907.6ドルまで上昇した。その後は、 ドル高に上値を抑えられたが、株高を受けて895.9ドルで押し目を買われると、序 盤の高値を突破し、909.6ドルまで上昇した。 ドル安を受けて900ドル割れで買い戻された。日中取引では、米新規失業保険申請 件数の減少を受けてドル高に転じたが、米半導体メーカー、エヌビディアの好決算を受 けて株高に振れたことが支援要因になった。 パラジウム3月限は、時間外取引を950.00〜972.50ドルのレンジで推移 し、前日比5.60ドル高の955.50ドルとなった。3月限は高寄りしたのち、ド ル安を受けて堅調となった。欧州時間に入ると、ドル安一服を受けて上げ一服となっ た。 日中取引は、米新規失業保険申請件数の減少を受けてドル高に転じたことから、戻り を売られ、946.00ドルまで下落した。その後は、株高を受けて買い戻されると、 時間外取引の高値を突破し、978.00ドルまで上昇した。 21日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万1746 オンス、パラジウムは変わらずの5万2661オンス。 今日の材料 ・2月のドイツのHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は46.1と、予 想外に低下した。サービス業はやや改善したものの製造業が大幅に落ち込んだ。 ・2月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は48.9と、 前月の47.9から上昇し市場予想を上回った。予想(48.5)を上回ったが、9カ 月連続で50を割り込んだ。サービス部門PMIが好不況の分かれ目となる50を7カ 月ぶりに回復し、製造業の落ち込みを補ったが、インフレ圧力が再び高まる兆候も示し た。 ・2月の英総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.3と、1月の52.9か ら上昇し9カ月ぶりの高水準となった。 ・欧州中央銀行(ECB)が公表した1月24〜25日の理事会の議事要旨で、利下げ について討議するのは尚早との認識が共有されていたことが分かった。インフレは制御 されつつあるものの、急速な賃金の伸びと基調的な物価上昇圧力を踏まえての判断とい う。 ・米半導体メーカー、エヌビディアはニューヨーク株式市場で約9カ月ぶりの大幅上 昇。前日に発表した売上高見通しはアナリストの予想を上回った。 ・米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は、経済がおおむね予想通りに 推移すれば、「年内に引き締め政策の緩和を開始することが適切となる公算が大きい」 という認識を示した。 ・米新規失業保険申請件数は1万2000件減の20万1000件となった。エコノミ ストは21万8000件への増加を予想していた。予想外に減少したことで、雇用が引 き続き堅調に伸びていることが示唆された。 ・2月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.4と、1月の52.0か ら低下した。製造業が17カ月ぶりの高水準になったものの、サービス業が低下した。 一方、投入価格指数は3年超ぶりの低水準となり、物価上昇圧力が高まっているという 懸念が和らぐ可能性がある。 ・1月の米中古住宅販売戸数は年率換算で前月比3.1%増の400万戸と昨年8月以 来、5カ月ぶりの高水準となった。市場予想は397万戸だった。 ・イエメンの親イラン武装組織フーシ派は、パレスチナ自治区ガザのパレスチナ人との 連帯を示すため、紅海やその他の海域で船舶に対する攻撃をエスカレートさせると表明 した。攻撃に「潜水艦兵器」を導入したとしている。 MINKABU PRESS
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