−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/ 3 1161.00 1167.25 1146.75 1147.75 -13.00 2024/ 5 1165.00 1172.00 1151.75 1152.50 -12.50 2024/ 7 1174.00 1180.50 1160.25 1160.75 -13.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 341,085 296,346 795,427 ( - 9,492) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(2月28日−3月3日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜平年並み コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続落。終値の前営業日比は13.25〜7.25セント安。中心 限月の3限月は13.00セント安の1147.75セント。 引き続き南米産地の雨勝ちの予報に圧迫された。チャート悪化で売りが売りを呼ぶ展 開となり、下げ幅が大きくなった。軒並み昨年付けた一代安値に近い水準まで下落し た。 3月限は1161.00セントで取引を開始した後、アジアの時間帯はジリ高基調と なり、欧州の時間帯には1160セント台後半で高下する展開。米国の時間帯前半にこ の日の高値となる1167.25セントを付けたが、その後は大きく崩れた。1150 セント台も割り込んで安値は1146.75セントまであった。昨年付けた一代安値の 1145.25セントが射程に入ってきた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル産地> 中部産地ではこのところまとまった降雨が発生している。一方、南部産地では局地的 で雨量も限られている。ほぼ作付けを完了したサフリーニャ(二期作)コーンにとって まとまった降雨は好ましいが、中層土では水分が不足しており、とくに南部産地ではま だ降雨を必要としている。 中部産地の降雨は今週末にかけて散発的なものとなり、その後は局地的なものになろ う。一方、南部産地ではアルゼンチンから北上する前線により、今週末から来週にかけ て雨量が増加しそうだ。 <アルゼンチン産地> 22日に前線により慈雨が発生するが、25〜26日にかけてもさらに降雨が見込ま れる。その後も3月上旬にかけても同様に雨勝ちの天候パターンが続きそうで、受粉や 着ザヤ期を迎える大豆やコーンにとって好ましいものとなろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではこれまでの記録的な暖冬は今後後退するが、この時期としては平年を 上回る気温が続きそうだ。 テキサス州西部ではボーガー、ラボックで21日の最高気温が29℃とこの時期とし ては過去最高となった。またノースダコタ州のビスマーク、ジェームズタウンでも 15℃と過去最高となった。 暖かさのせいで、特にプレーンズ南部では小麦の耐冬性が早期に失われている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油ともに続落。大豆が下げ止まらない様相となったことに 圧迫された。大豆粕3月限は前日比7.10ドル安の334.90ドル。 今日の材料 ・ブラジル中部産地ではまとまった降雨、南部産地では局地的な降雨パターンだが、今 週末以降は、中部産地で局地的な降雨、南部産地でまとまった降雨にパターンが変化 する見込み。 ・アルゼンチン産地では3月上旬にかけても雨勝ちの天候パターンが続き、受粉や着ザ ヤ期を迎える大豆やコーンにとって好ましいものとなろう。 ・プレーンズの季節外れの暖冬は今後後退するが、気温は平年を上回る見込み。 MINKABU PRESS
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