金・銀午前=金は小幅続落、現物高も円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は小幅続落。金はドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後
は、円高を受けて小幅安となった。銀は夜間取引で12月限が下落した。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が9円安〜15円高、金ミニが9.5円
安〜18.5円高、ゴールドスポットが30円高、銀が1.1円安。
 午前11時1分現在の出来高は、金が1万7381枚、金ミニが2972枚、ゴール
ドスポットが7973枚、銀が2枚。
【NY金は米PCEデフレータの発表待ち】
 金は米国内総生産(GDP)の下方修正が下支えになった。第4四半期の米GDP改
定値が年率換算で前期比3.2%増と、速報値の3.3%増からやや下方改定された。
民間在庫投資の下方修正が重しとなったものの、個人消費は引き上げられ、景気の底堅
さを示唆した。今夜は1月の、米個人消費支出(PCE)デフレータの発表がある。前
月比で伸びが加速するとみられている。
 米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、米連邦準備理事会(FRB)による年内の利
下げ開始が「適切になる可能性が高い」と述べた。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ
総裁は、米FRBの目標である2%のインフレ率達成にはまだ距離があるが、データ次
第では年内の利下げもあり得るとの見方を示した。
 金先限は夜間取引で昨年12月以来の高値9875円を付けたのち、上げ一服となっ
た。米国内総生産(GDP)の下方修正が支援要因になった。日中取引では9831円
まで下落した。円相場は1ドル=150円台前半の円高となった。高田日銀委員は、2
%の物価安定目標の実現が見通せる状況になってきたとし、強力な金融緩和からの出口
対応に向けた検討が必要との見解を示した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国内総生産(GDP)の
下方修正が下支えになったが、米個人消費支出(PCE)デフレータの発表を控えて上
げ一服となった。アジア市場では、朝方の2034.97ドルから、ドル安を受けて堅
調となった。
 午前11時現在、2036.18ドルで推移。銀は2248セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2031.58ドル、銀が2245セント。

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