−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 415.00 418.75 409.75 415.75 + 2.50 2024/05 429.25 432.00 423.75 429.50 + 1.00 2024/07 440.75 443.25 435.75 441.25 + 1.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 605,807 455,683 1,477,562 (- 26,926) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(2月22日までの週) コーン:124万7300トン(事前予想レンジ:50万〜120万トン) 小 麦: 32万2100トン(事前予想レンジ:15万〜 50万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(3月6日−3月10日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね小幅続伸。終値の前営業日比は0.75セント安〜2.50セント高。 中心限月の5月限は1.00セント高の429.50セント。 南米産地での降雨に伴う生育環境の改善が重石となったが、米農務省(USDA)発 表の週間純輸出成約高が前週を上回って100万トン台を回復したうえ、ドル売りの動 きが広がったことが強気材料視され、買い優勢で運ばれた。 5月限は429.25セントで取引を開始した後は430セントを上値抵抗線にして のもちあいが続いた。欧州の時間帯にこれを突破して431セント台後半まで値を切り 上げたところを売り崩され、シカゴの時間帯を迎える頃には423.75セントの安値 まで下落。安値で買い戻された後は上値を探る足取りとなり、一時は432セントの高 値まで値を伸ばした。高値を離れた後も押し目買いが入る底堅さを見せ、小幅高を維持 して引けを迎えた。 米農務省(USDA)発表の2月22日までのコーン週間純輸出成約高は124万 7300トンで前週の99万8100トンを上回り、100万トン台を回復した。今年 度の累計純輸出成約高は3811万7800トンで前年同期の2923万8000トン を約30.4%上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル> 今週後半の産地中部での降雨は局地的となる見込みだが、週末から週明けにかけて まとまった雨量を伴う降雨が発生するだろう。南部では29日も前線の影響で降雨が発 生する見込み。これによりサフリーニャコーンなどの生育環境が改善するだろう。 <アルゼンチン南北産地> 28日に北部で散発的な降雨が発生。29日には低気圧の影響で南部および中部では まばらの降雨となる見込みだが、週末には前線が到来し広い範囲で降雨になるだろう。 来週は週を通して中部および南部では局地的な降雨が発生する見込みだが、局地的なも のにとどまる見通しとなっている。穀物の作柄は良好を維持する見込みだが、一部地域 では降雨は発生せず、作柄が低下するリスクもある。 シカゴ小麦はまちまち。期近が反発。コーン市場の堅調な足取りや前日に下落した後 の修正から買い戻された。5月限は581.50セントで頭打ちとなり、上げ幅を縮小 したが、前日比1.50セント高の576.25セントで小幅高で終えた。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) 28日に気温が低下した後、29日、3月1日と気温が上昇。週末には一部の地域で この時期としての最高気温に達する見込み。南部では低気圧の到来に伴い一部地域で散 発的な降雨が発生。週末には新たに低気圧が到来し、強風及び低温が見込まれる。 今日の材料 ・ブラジル産地中部での今週後半の産地中部での降雨は局地的だが、週末には まとまった雨量を伴う雨。 ・ブラジル産地南部では29日も前線の影響で降雨が発生。 ・アルゼンチン産地では来週を通して慈雨が続く。一部では降雨を外れ作柄低下の リスクあり。 ・2月22日までのコーン週間純輸出成約高は124万7300トンで前週の99万 8100トンを上回る。 MINKABU PRESS
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