JPXゴムRSS3号は、売り優勢となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間安や前日 の軟調地合いを引き継ぎ、売りが先行した。 今日のJPXゴムRSS3号は、水準を引き下げる限月が目立ちそうだ。活発限月の 8月限は、22日の取引で、306.5円まで上昇し、一代高値を更新した。その後、 高値警戒感から売りが先行し、今日の序盤には295.0円まで水準を引き下げた。高 値から11.5円も水準を引き下げており、調整場面となっている。 現状、21日の下落場面で支持された290円付近が強い支持になりそうだ。同水準 を割り込むと、投げが出て売りが加速する可能性がある。 ポイントは、上海ゴムになそうだ。2月28日の取引では、中心限月の5月限が、1 万4030元まで上昇後、戻りを叩かれた。日足は十字線となり、翌29日は下落とな っている。今日も売りが先行するようなら、JPXゴムRSS3号は下げ幅が拡大する ことになりそうだ。 午前9時49分時点の円相場は1ドル=150.25円付近で推移している。 午前9時49分時点のゴムRSS3号活発限月の8月限は同1.0円安の296.0 円。今日の日中、予想される7月限のレンジは2880.0〜300.0円前後。 今後一週間先までのRSS3号7月限の予想レンジは280.0〜315.0円。 テクニカルからの下値支持線は290.0円(節目)、上値抵抗線は300.0円(節 目)。 MINKABU PRESS
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