本日の米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが強まり、ナスダックが大幅安となっているほか、ダウ平均も300ドル超の下落となっている。ただ、一部からは現在の株反落は短期間で終了するとの指摘も出ている。 株価は小休止に入るはずだったが、1-3月期のマクロ経済見通しが上昇していることから、S&P500企業の利益回復も続くことが予想されるという。このことは現在の反落が短期間で終了することを示唆していると指摘している。 エコノミストは第1四半期の成長率予測を年初の0.5%から1.8%に上方修正した。株式市場にとってそれは、今年の企業利益の回復が継続することを意味するという。S&P500企業のマグニフィセント7を除く493銘柄は第4四半期の好決算にもかかわらず、見通しが下方修正されるなど依然として減益から抜け出せないでいる。 ただ、まだ始まったばかりだが、3月のローテーションを見ると、指数全体が後退する中でも、投資家はIT・ハイテク以外のセクターにシフトしていることがわかるという。エネルギー、不動産、素材は、2月までは今年の出遅れセクターの1つであったが、いまのところ上位を占めている。一方、先月まで最高のパフォーマンスを見せていたIT、通信サービス、消費裁量はいまのところ、唯一の下落セクターとなっている。 このローテーションの変化は、株価がまだまだ上昇するという確信の表れである可能性があるという。過去4カ月の猛烈な上昇を演じた後、株価は一息つくと思われていたが、今年に入って予想を上回る経済指標が相次いでおり、買い手が戻ってくるのもそう遠くはないという。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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