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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/03 1,147.00 1,147.00 1,138.75 1,140.75 - 6.25
2024/05 1,155.00 1,158.75 1,146.75 1,149.00 - 6.00
2024/07 1,165.25 1,168.25 1,157.50 1,159.00 - 6.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
先物 211,819 188,788 707,947 (- 1,413)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月11日−3月15日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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大豆は揃って反落。終値の前営業日比は6.25〜0.75セント安。中心限月の5
限月は6.00セント安の1149.00セント。
アルゼンチン、ブラジル産地は、ここ最近、降雨に恵まれ生育環境が改善しているこ
とや両国からの供給増加観測が重石となった。
5月限は1155セントで取引を開始した後のアジアから欧州の時間帯は1148〜
1155セントのレンジで高下。シカゴの時間帯を迎えると1146.75セントの安
値まで売り込まれたところで押し目買いが入って1158.75セントの高値に達し
た。ただ、高値では戻り待ちの売りが入った。南米諸国の作柄改善に加え小麦および
コーンの下落が手掛かりとなって売り込まれて引け間際には1150セントを割り込
み、この日の安値圏で引けを迎えた。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル産地>
ブラジル中部では今週も降雨が続いている。一方の産地南部でも活発な前線の移動に
伴いほとんどの地域で雨がちな天気が続くと予想され、土壌水分が回復しサフリーニャ
コーンの生育環境が改善が期待される。ただマトグロッソドスル州の一部地域では雨の
境目となりため新しく作付された穀物にとって乾燥した状態となるリスクがある。
<アルゼンチン産地>
北部では7日まで降雨が続くだろう。南部では6日に新たな前線が到来し9日にかけ
て雨が降り続くもよう。ただ、ほとんどの地域ではこの雨は好ましいものとなるにもか
かわらず、南部の一部の地域では十分な雨量に達しない可能性がある。とはいえ、全体
的に結実期を迎えているコーンおよび大豆にとっては好ましい生育環境が続いている。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
5日まで降雨の発生は無く自然発火が発生する可能性が高いものの、6〜9日にかけ
ては低気圧の移動に伴い広い範囲で降雨が発生するほか、一部では降雪となる可能性が
ある。この降雨や降雪により湿度が高まり自然発火が発生するリスクは低下するだろ
う。
大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆に追随安。大豆粕は大豆と同様に主要生産国
であるアルゼンチンの大豆生育環境の好転と同国からの供給増加観測が重石となった。
大豆粕期近5月限は前日比3.60ドル安の329.90ドルで終了。
今日の材料
・ブラジル産地中部では広い範囲で降雨が発生。今週は雨がちな天気が続く。
・ブラジル産地南部では降雨により土壌水分が回復。一部では乾燥の恐れあり。
・アルゼンチン産地は慈雨が続き引き続き穀物の作柄は良好。
・米小麦産地では6日〜9日には降雨発生し自然発火のリスク低下へ。
MINKABU PRESS
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