5日のシカゴ穀物相場は売り優勢の展開になった。最近は売られ過ぎ感解消の持高調 整が下値を支えているが、5日は改めて南米産の供給圧力に対する警戒感を織り込む動 きが優勢だった。持高調整のニーズと、需給緩和評価が交錯していることが再確認でき る。 一方、中国の全国人民代表大会では、穀物や植物油の国家備蓄向けの予算が8.1% 引き上げられた。また、農業保険補助も18.7%引き上げられている。国内での増 産、備蓄増強の方針が鮮明になっている。短期的には備蓄向けの需要が創出されるが、 中国が食料に関する対外依存度を低下させる取り組みは、国際穀物相場に対してはネガ ティブに作用することになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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