2月ISM非製造業指数は前月の53.4から52.6まで低下した。2日には製造 業指数も49.1から47.8まで低下したことが報告されている。この二つの指標 は、米経済に対する信頼感を低下させるものであり、米金利低下を通じて金相場を押し 上げている。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ判断を後押しする内容と評価さ れている。マーケットの一部では、高インフレが十分に収まらない状況で景気減速が始 まり、スタグウレーション化するリスクも金相場急伸の要因としても浮上している。現 時点で米経済の急減速が想定されている訳ではないが、昨年10〜12月期と同様にF RBの利下げ観測が金相場を押し上げるトレンドが形成されている。まずは、パウエル FRB議長の講演がこうしたトレンドに修正を迫るかが焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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