ゴム午前=総じて小安い、日経平均株価の下げ渋りを受けて下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて小安い。寄り付きでは、上海夜間安や日経平均株価の下落
を受けて、売りが優勢となった。その後は、日経平均株価が下げ渋りをみせていること
から、JPXゴムRSS3号も下げ幅を縮小している。TSR20は出来ず。

 午前11時39分現在のRSS3号は前営業日比0.9円安〜5.0円高。活発限月
の8月限は同0.4円安の299.0円、期先2月限は出来ず、推定出来高は254
枚。(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムの上値が重い】
 今日の上海ゴムは軟調な展開となっている。上海ゴムの中心限月の5月限は、2月
28日に1万4030元まで上昇したが、1万4000元超では戻り売りを浴びた。2
月29日以降は、4日連続陰線となっている。現状、1万3700元付近が支持となっ
ているが、同水準を割り込むと、節目の1万3500元付近まで下押しされそうだ。
 上海ゴムが大きく水準を引き下げるようなら、JPXゴムRSS3号も上値が重くな
っているだけに、売り圧力が強まるだろう。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20はやや軟調な展開となり、
0.5〜0.2セント安。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営
業日50元安の1万3720元で推移。

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