プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を受けた現物安と円高から売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク反落を受
け、ドル建て現物相場が880ドル台前半に下落、1ドル=149円台後半の円高から
売り優勢。金期先が前半、小幅続伸で推移したことが下支え要因だが、戻り鈍く推移。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時26分現在の前営業日比は、プラチナが47〜35円安、プラチナミニが
41.0〜26.0円安、プラチナスポットが46円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時26分現在の出来高は、プラチナが7164枚、プラチナミニが513
枚、プラチナスポットが6023枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは積極的な押し目買いは手控えムード】
 プラチナは下放れする下落ではないが、期近から期中が40円を超える下落、期先が
30円超の下落で推移し、軟調。4、5日とも出来高が多く活況だったが、今日はここ
まで出来高が伸び悩み、積極的な押し目買いは手控えムード。今夜発表の2月の米AD
P雇用統計と連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の下院で証言の反応待ちム
ード。なお上海総合指数は弱含み程度の下落で下値堅く推移。
 プラチナ先限は夜間取引の終盤に4277円まで下落。日中取引は、4292円まで
戻したが、午前9時半頃から再軟化し、4279円まで下し、夜間取引の安値に接近。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、底堅いが低迷。朝方に877ドルの安値をつけた
が、884ドル台まで反発。午前10時半に876.50ドルまで急落。すかさず買い
拾われ、880ドル台前半に戻している。
 午前11時25分現在、プラチナは881.00ドル、パラジウムが947.59ド
ルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが890・70ドル、パラジウムが
949.76ドル。
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