シカゴコーン市況=軒並み反発、USDA月例需給報告前の玉整理で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
 2024/03      413.25      416.25      412.00    418.00     + 4.50
 2024/05      426.25      429.50      423.25      428.75      + 2.50
 2024/07      437.50      440.50      435.00      440.00      + 2.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       260,119         261,048        1,502,134 (+  689)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月12日−3月16日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは軒並み反発。終値の前営業日比は0.50〜4.50セント高。中心限月の
5月限は2.50セント高の428.75セント。
 小麦の安値模索やブラジルで降雨となりサフリーニャコーンの生育環境が良好を維持
していることが弱材料視されたが、これまで下落が続いた後で8日に米農務省(USD
A)月例需給報告の発表を控えていることから、玉整理のためと見られる買い戻しが優
勢となり、プラスサイドでの終了となった。
 5月限は426.25セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで
425.25〜427.25セントのレンジで高下。シカゴの時間帯を迎えるとこの日
の安値となる423.25セントまで値を落としたが、その後は押し目買いを受けて浮
上し、引け間際に429.50セントの高値を付け高値に近い水準で引けを迎えた。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル産地>
 産地中部では来週にかけて広い範囲で散発的な降雨が発生する見通しだが、この雨は
発芽しているサフリーニャコーンにとっての慈雨になるだろう。一方の産地南部でも活
発な低気圧の影響で今後数日は降雨が発生する見込み。これにより土壌水分が回復し、
新しく作付されたサフリーニャコーンにとって好ましい環境が維持されるだろう。

<アルゼンチン産地>
 産地北部では7日まで降雨が続くだろう。一方南部では6日に低気圧が到来している
が、この低気圧は週末にかけて北上していく見込み。ほとんどの地域にとってこの雨は
慈雨となり、全体的にコーンと大豆にとって良好な生育環境が続いている。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 6日夜から9日にかけて低気圧が到来し広い範囲で散発的な降雨になるだろう。ハイ
プレーンズを中心に一部では降雪となり、土壌水分の回復を促すほか自然発火が抑制さ
れる見通し。また、強風や気温の上昇によって奪われた表土の土壌水分回復も期待され
る。
 シカゴ小麦は暴落。アルゼンチンが黒海沿岸地域から小麦を購入したと伝えられたこ
とで米国の小麦輸出圧迫懸念が強まり売り優勢となった。当限3月限と中心限月の期近
5月限は共に20セントを超える下げ幅を記録。5月限の終値は前日比20.00セン
ト安の531.0セントとなった。
今日の材料
・ブラジル産地中部では来週にかけて広い範囲で散発的な降雨が発生。
・ブラジル産地南部も雨に恵まれサフリーニャコーンの生育環境は良好を維持。
・アルゼンチン産地でもコーン・大豆の生育に適した環境が続く。

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