プラチナ市況＝プラチナは反発、先限は午後に上げ幅を縮小も堅調

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金　        10,306    +64    10,298   +56　　： 2,154.92   +28.78
銀　         110.0   -5.0     117.0  -0.7　　： 2,404.00   +32.00
プラチナ     4,330    +43     4,326   +33　　：   904.70   +18.90
パラジウム   4,800   +200     4,800  +200　　： 1,031.32   +72.83
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　　　　　　15:15 現在　前営業日比　　　　　　　 15:15 現在　 前営業日比
ドル・円相場    148.61   -1.27　　ユーロ・ドル相場　　 1.0900  +0.0044
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【市況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、１ドル＝１４８円台の円高を受けて上げ一服となっ
た。正午前から再上昇となり、先限は４７円高で推移。午後になり、現物相場の上げ一
服や円高警戒から上げ幅を縮小したが堅調に引けた。
　パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は全限月が２００円高。
　前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが３３〜４３円高、プラチナスポットが３９
円高、パラジウムが２００円高。
　推定出来高は、プラチナが１万４３４５枚、プラチナミニが１０１３枚、プラチナス
ポットが１万０５７３枚、パラジウムが０枚。
【プラチナ先限は５日の高値４３６６円超えならミニ踏み上げ相場に】
　プラチナ先限は反発。先限は夜間取引の中盤に４３６５円まで上昇し、今月５日の高
値４３６６円とほぼ顔合わせとなった。上抜けることが出来ず、上げ幅を縮小したが、
午前中は４３２５円で買い拾われ堅調に推移した。午後は引け前に４３２３円まで上げ
幅を縮小した。５日の高値４３６６円超えとなると、買い戻しが増え、ミニ踏み上げ相
場になるシナリオが描ける。
 プラチナは今年も供給不足になる見通しは年初から示されていたが、ワールド・プラ
チナ・インベストメント・カウンシル（ＷＰＩＣ）が四半期報告で供給不足見通しを示
したことで供給不足が再認識され、買い安心感につながった。ニューヨークプラチナ市
場では期近４月限が９００ドル回復で買い戻しに弾みがついたもよう。
【ロコ・チューリッヒ（ドル建て現物相場）】
　プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の９０５．３０ドルから、高値での買
いがに見送られ、９０２．５０ドルまで軟化となった。午前１１時過ぎから戻り歩調と
なり、午後２時前に９０９．４４ドルまで上昇。しかし９１０ドル超えができず、高値
を離れ９０４ドル台まで軟化も下値堅く推移。午後４時前は９０６ドル台で推移。
MINKABU PRESS

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