【場況】 金は反落。金は円高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円高進行を受けて軟調 となったが、円高が一服すると、下げ一服となった。銀は10月限が小幅高となった。 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が58〜27円安、金ミニが49.0〜 28.0円安、ゴールドスポットが5円高、銀が0.2円高。 午前11時1分現在の出来高は、金が2万7293枚、金ミニが4473枚、ゴール ドスポットが4774枚、銀が1枚。 【NY金は欧米の利下げ期待が支援】 金は欧米の利下げ期待が支援要因になった。欧州中央銀行(ECB)は、政策金利を 予想通り据え置いた。金利を引き下げる準備はまだできていないとしながらも、インフ レ見通しを下方修正して想定よりも早い鈍化を確認し、年内の利下げ着手に向け慎重な 地ならしを行った。ただラガルドECB総裁は、ECBが利下げに踏み切るにはより多 くの証拠が必要として、慎重な見方も表明した。また米連邦準備理事会(FRB)のパ ウエル議長は、上院銀行委員会の公聴会で行った証言で、FRBが利下げに着手するた めに必要なインフレ低下に対する確信は「そう遠くない」将来に得られるとの考えを示 した。 ハマスは恒久的な戦争終結とガザからのイスラエル軍の完全撤退にしか関心はないと した。ハマスの代表団は、交渉が行われているカイロを離れたが、指導部との協議が目 的で、交渉は継続すると説明した。10日に始まるイスラム教のラマダン(断食月)を 前にした戦闘休止の合意は難しそうだ。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は、国際的 な圧力が高まる中でもイスラエルはイスラム組織ハマスに対する攻撃を続行すると表明 し、これにはパレスチナ自治区ガザ南部のラファも含まれると述べた。 金先限は夜間取引で1万0231円まで下落した。円高に振れたことやニューヨーク 市場で利食い売りが出たことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=147円台後半で 円高が一服した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は上げ一服。きのうの海外市場では、欧米の利下げ期待を受け て買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2160.31ドルから、ドル安一服を 受けて2163ドル台で戻りを売られた。 午前11時現在、2158.12ドルで推移。銀は2429セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2154.92ドル、銀が2404セント。 MINKABU PRESS
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