原油相場は強弱まちまちとなっている。地政学環境の支援は続いており、期近限月に 対するプレミアム加算も続いている。一方で、80ドル台に乗せると利食い売りが繰り 返されていることで、値動きが鈍化している。地政学リスク主導で80ドル台へのレン ジ切り上げが可能なのか、短期筋の思惑が交錯している。中国の1〜2月貿易統計で は、輸出が前年同期比7.1%増、輸入が3.5%増となった。予想外に強い数値との 評価は、中国石油需要環境に対する信頼感を高めている。一方で、それによって中国政 府が大規模な景気対策を打ち出す可能性が低下したとのネガティブな評価もあり、原油 相場に大きなインパクトを与えるには至っていない。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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