NY原油引け速報=高安まちまちも、パレスチナ情勢の不透明感が下支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
                      帳入値   前日比
    原油               2024/04      77.93    - 0.08
                       2024/05      77.53    + 0.03
                       2024/06      77.14    + 0.11
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/04     265.18    + 1.09
                            2024/05     260.61    + 1.66
         改質ガソリン       2024/04     258.05    + 5.33
                            2024/05     257.24    + 5.10
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 ニューヨーク原油の期近は高安まちまち。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月
が0.08ドル安〜0.03ドル高。その他の限月は0.11〜0.53ドル高。
 ラマダン(断食月)に入り、パレスチナ情勢の不透明感が強まる可能性があることが
相場を支えた。イスラエルのガラント国防相は、ラマダンがジハードの月となる可能性
があることを理解していると述べた一方で、私達は戦争の準備が出来ていると語った。
北半球の冬場が終わり、石油需要が上向く時期を迎えていることも支援要因。ただ、需
要見通しの不透明感は重し。今年の世界の需要について、石油輸出国機構(OPEC)
は楽観的である一方、国際エネルギー機関(IEA)は慎重。今週はそれぞれが月報を
公表する。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反発。季節的な需要の回復が想定されている。
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