【市況】 ゴムRSS3号は、まちまち。寄り付きでは、上海夜間高に加え、日経平均株価が3 00円前後の上昇となったことを好感し、買いが先行した。だが中盤に入ると、日経平 均株価がマイナスサイドに転じたことや、日中取引の上海ゴムが伸び悩んでいることを 受けて売りが優勢となり、一部限月はマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は出来 ず。 午前11時45分現在のRSS3号は前営業日比0.6円安〜4.1円高。活発限月 の8月限は同0.3円安の326.7円、期先2月限は出来ず、推定出来高は715枚 (前日夜間取引含む)。 【8月限は一代の高値更新後に反落】 今日午前のJPXゴムRSS3号は、反落となっている。活発限月の8月限は、序盤 は上海夜間高や日経平均株価が300円超の上昇となったことを受けて、331.4円 まで上昇し、4営業日連続で一代の高値を更新した。 ただ、その後は日経平均株価が下落すると、8月限も売りが先行し、小幅ながらマイ ナスサイドに沈んでいる。8月限は、8日から33円前後も上昇しており、買われ過ぎ 感がある。調整安となれば、節目の320円付近が意識されそうだ。 【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】 シンガポール市場は、RSS3号が期近安・期中高となっており、19.5セント安 〜4.3セント高。TSR20は小高く推移し、0.4〜0.6セント高。 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営業日 比65元安の1万4105元で推移。 MINKABU PRESS
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