2月消費者物価指数を受けての売りは続かなかった。強めのインフレ指標は米連邦準 備制度理事会(FRB)にとって歓迎できる内容ではなかったが、金相場に対する影響 は軽微に留まっている。依然としてFRBの利下げ期待を織り込む動きが優勢であり、 6月利下げ着手がメインのシナリオとして織り込まれている。ドルや米国株は消費者物 価指数に対して目立った反応を示していない。まだ米長短金利が上昇していることに注 意が必要だが、本格的な金利上昇局面への移行がみられないのであれば、金相場に適度 の持高調整を促す展開に留まろう。19〜20日の米連邦公開市場委員会(FOMC) に向けて値を崩していく兆候は乏しい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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