[今日の視点]貴金属=総じて反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて反落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優
勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は7.06ドル安の
2161.43ドル、銀が8セント安の2480セント、プラチナが10.33ドル安
の926.77ドル、パラジウムは10.56ドル高の1065.19ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=148.26/28円で、前営業日の
大引け時点から0.38円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万0300円前後、銀は119.9円前後、プラチナ
は4400円前後、パラジウムは5000円前後。
【NY金は米PPIの伸び加速が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米生産者物価指数(PPI)の伸びが加速したことを受
けて売り優勢となった。
 金は米生産者物価指数(PPI)の伸び加速が圧迫要因になった。2月の米PPIは
前月比0.6%上昇した。伸びは1月の0.3%上昇から加速し、市場予想の0.3%
上昇を上回った。ガソリンや食料品など財(モノ)の価格が上昇した。また米新規失業
保険申請件数は前週比1000件減の20万9000件となった。市場予想は21万
8000件だった。
 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は、ウクライナ戦争の
結末は今春から夏にかけて決まるとの見方を示し、新たな支援を早急に確保する必要が
あると訴えた。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米生産者物価指数(PPI)の伸び
が加速した。米新規失業保険申請件数が予想外に減少したこともドル高要因となった。
一方、パラジウムは買い戻し主導で上値を伸ばした。ファンド筋の取組内容を確認した
い。
<今日の予定>
・中国住宅価格指数 2024年2月(国家統計局)
・米輸出入物価指数 2024年2月(労働省)
・米製造業景況指数 2024年3月(ニューヨーク連銀)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2024年2月(FRB)
・米消費者信頼感指数 2024年3月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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