プラチナ市況=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,343    +15    10,339   +34  : 2,168.03    -0.71
銀          115.0   +0.2     120.0   0.0  : 2,512.00   +24.00
プラチナ     4,413    -22     4,416    -4  :   932.13    -4.97
パラジウム   5,000      0     5,000     0  : 1,081.58   +26.95
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    148.29   +0.41  ユーロ・ドル相場   1.0877  -0.0063
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まったのち、円安が下支えになった。午後に入ると、円安が一服した
が、ドル建て現物相場の堅調が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが22〜4円安、プラチナスポットが21円
安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが7921枚、プラチナミニが611枚、プラチナスポット
が3637枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米PPIの伸び加速が圧迫も売られ過ぎに対する懸念】
 プラチナ先限は夜間取引で4393円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=148円台半ばで円安が一服した。
 プラチナは米生産者物価指数(PPI)の伸びが加速し、ドル高に振れたことが圧迫
要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が6月以降になるとの見方も
出ている。ただ建玉明細報告でニューヨーク市場でファンド筋が売り越していたことか
ら売られ過ぎに対する懸念も残っている。米FRBの利下げ期待を受けて買い戻し主導
で上昇しており、今夜発表の同報告でファンド筋の取組内容を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の925.77ドルから、押し目を買わ
れた。午後に入ると、928ドル台まで上昇した。
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