[今日の視点]貴金属=総じて反発、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、総じて反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高と円安を受けて
買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)もニューヨーク高と円安を受けて堅調
となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は4.97ドル高の
2172.54ドル、銀が5セント高の2465セント、プラチナが4.60ドル高の
903.30ドル、パラジウムは15.05ドル高の1007.39ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=151.39/41円で、前営業日の
大引け時点から0.17円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万0573円前後、銀は121.3円前後、プラチナ
は4405円前後、パラジウムは5000円前後。
【NY金はドル安が支援】
 金はきのうの海外市場では、ドル安を受けて押し目を買われた。
 金はドル安が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受け
てドル安が再開した。米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、先週の連邦公開市場委
員会(FOMC)で、年内に3回の利下げが実施されると予想したと明らかにした。ク
ック米FRB理事 は、FRBは利下げに着手する時期を慎重に見極める必要があると
述べた。一方、2月の米新築一戸建て住宅販売戸数は前月比0.3%減の66万
2000戸と事前予想の67万5000戸から予想外に減少した。
 国連安保理は、ガザでの戦闘の即時停戦と人質全員の即時かつ無条件の解放を求める
決議案を賛成多数で採択した。全15理事国のうち14カ国が賛成。米国は棄権した。
イスラエルのネタニヤフ首相は、予定していたワシントンへの代表団派遣を取りやめる
と発表した。パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘の即時停戦などを
求める国連安保理決議の採決に米国が拒否権を行使しなかったことを受けた。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しを受けてドル安が再開した。欧州時間に900ドル割れで買い戻されたことも
下支え要因である。ただ今週は29日に2月の米個人消費支出(PCE)デフレータの
発表があり、高値での買いは見送られるとみられる。
<今日の予定>
・米耐久財受注 2024年2月速報値(商務省)
・米ケース・シラー住宅価格指数 2024年1月(S&P)
・米消費者信頼感指数 2024年3月(カンファレンスボード)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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