トウモロコシは、400セント水準で下げ一服となり、自律反発局面に移行してい る。需給緩和評価に大きな変化は見られないが、下げ一服でファンドのショートカバー (買い戻し)が優勢になっている。ただし、価格上昇で農家売りも強くなっていること で、膠着感が強い。28日に作付意向面積が発表されるため、そこから徐々に天候相場型 の値動きに移行する。今週はその前の持高調整が中心の局面になる見通し。 大豆は、穀物市場全体で持高調整の動きがみられ、大豆も修正高の局面に移行してい る。まだファンドが膨大な売りポジションを抱えた状態にあり、ショートカバーのニー ズが残される。ただし、1200セント台では農家の強力な売り圧力も確認されている ため、膠着感が強まり始めている。自律反発を上昇相場に発展させるのは難しい。南米 産の供給圧力は強く、米国産の輸出は低迷している状態に変化は見られない。次は、作 付意向面積を受けて、米国の作付けリスクを織り込む動きの有無が次の焦点になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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