原油相場は地政学リスクのサポートが続いている。今月はイスラエルがドローンによ るロシア石油施設に対する攻撃を強化しているが、ロイター通信は日量37.5万バレ ル、ブルームバーグは40万バレル、ロシアの石油精製能力に影響が生じていると報じ ている。原油供給に対する直接的な影響は限定されるが、原油以上に需給ひっ迫が警戒 される石油製品需給の混乱を加速させる可能性がある動きとして注意が求められる。 大統領選を控えた米政府としては、これ以上のガソリン価格押し上げを促すような動 きには神経質にならざるを得ないが、ウクライナとしては現時点でドローン攻撃が有効 なツールとして活用されている。ロシアもウクライナのエネルギーインフラに対するド ローン攻撃を強化しており、突発的な供給障害発生が警戒される地合が続く。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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